むし歯というのは、再発しやすい病気として有名です。

それは必ずしも歯科治療に原因があるわけではなく

みなさまの歯の質や生活習慣などにも大きく影響を

受ける病気であるからです。

今現在生じている症状を改善することはもちろん

むし歯になった原因をつきとめて

根本から改善しなければいけません。

 

生活習慣の改善

 

むし歯になる原因は、大きく3つに分けることができます。

それは「口腔環境」と「むし歯菌」、「食事」の3つです。

それぞれ何らかの形で生活習慣と関連しているため

日々どのように過ごすかによって

むし歯の発症リスクは大きく左右されることとなります。

 

歯質の強化と唾液分泌の促進

 

口腔環境とは、歯の耐酸性能や唾液の分泌量などを

指します。

私たちの歯は、個々人で酸に対する抵抗力が異なります。

そんな耐酸性能は、お口の中を中性に保つよう努めたり

フッ素塗布で歯質を強化したりすることで

改善することができます。

 

正しい歯磨きでむし歯菌の数を減らす

 

正しい歯磨きの方法でブラッシングすることで

お口の中の衛生状態は向上します。

フロスや歯間ブラシなども活用しながら

むし歯菌の数を減らしていきましょう。

 

砂糖の摂取量を抑える

 

むし歯菌の大好物は「糖質」です。

糖質は、お米やパン、麺類などにも含まれますが

お菓子類に含まれる砂糖は、むし歯のリスクを大きく

上昇させます。

ですから、砂糖を始めとした

糖質の少ない食事を心がけることで、むし歯の原因を減らすことができます。

 

このように、むし歯は治療を受けて

症状が改善されたら終わりではありません。

むし歯になった根本的な原因を取り除かなければ

すぐにまた再発してしまいますので気を付けて下さい。

 

 

 

 

 

 

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