【知覚過敏の原因と予防】
みなさんこんにちは^^
ホワイトニングサロン京都烏丸です。
みなさんには自分が知覚過敏だと感じる瞬間はありますか?
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。
『つまりさまざまな要因で象牙質が露出してしまうと刺激が神経に伝達されやすくなり痛みを感じるようになります。』
しかし、象牙質が内部の神経まで刺激を伝達するには、中にある無数の小さな管状の構造物があることが条件です。この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。
このような場合には知覚過敏は起きません。したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるとも言い切れないのです。
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そんな知覚過敏の原因として考えられるのは6つあります。
①歯肉の後退
歯肉は年齢と共に少しずつ下がっていきます。それに伴って歯の根っこが露出しエナメル質に覆われていない象牙質剥き出しの状態になります。
②歯の破折
打撲などにより歯が破折して、象牙質が露出すると知覚過敏の症状が出る事があります。破折時には残ってる歯に亀裂が入り、歯の神経まで細菌が侵入し炎症を起こす事があります。
③歯が擦り減る事による象牙質の露出
歯を使っていれば徐々に歯はすり減っていきます。その結果エナメル質がなくなって象牙質が見える場合がございます。
④歯が溶けて象牙質の露出
エナメル質はpH5.5程度で溶け始めます。私達の日常で口にする食べ物や飲み物の多くは酸性ですのでこうした食べ物を全てやめるということは不可能ですが炭酸飲料を長時間かけて飲む習慣や酸っぱい飲み物や食べ物を頻繁かつ長時間摂取する習慣があると歯は簡単に溶けて内部の象牙質が露出してしまいます。
⑤虫歯治療によるもの
むし歯の治療をした後、その歯に知覚過敏が起きることも時としてあります。歯を削るという処置そのもので、歯の神経が痛みを感じやすくなってしまうことや、治療法によって、かみ合わせた時に痛みを感じるようになるということもあります。
⑥ホワイトニングに伴う知覚過敏
ホワイトニング(歯の漂白)治療によって、一時的に軽度の知覚過敏が起きることがあります。ホワイトニングで使う薬剤による影響であると考えられますが、詳細なメカニズムは不明です。
これは歯医者のホームホワイトニングであったりオフィスホワイトニング市販のホワイトニング剤に限った話であって、セルフのホワイトニングでは歯の漂白ではなく歯の汚れを落とし本来の色を取り戻すだけなので薬剤も違いますし、歯にダメージも加わらないのでご安心ください^^
ただ、家庭で行うホームホワイトニングの場合、1-2日間ホワイトニングを中断すれば症状は消え、再びホワイトニングを続けることが可能です。またホワイトニング治療が終了すれば、知覚過敏もなくなるのが通例です。
これらの知覚過敏にならないためにも歯周病予防と虫歯予防は必須です。
『冷たい水で歯がしみるといった症状は、むし歯がある程度進行した場合にもみられます。また歯に亀裂が入っている時にも、同じような症状がみられることがあります。このような症状のあるむし歯の場合には、早く治療をする必要があります。また、亀裂が入っている場合も早く対応することが大切ですが、その歯を残して使うことが難しい場合もあります。自分では知覚過敏であるのか、むし歯などによる痛みであるのかは分かりにくいですから、早めに歯科医院で受診することをおすすめします。』
また、ホワイトニングには歯の表面を綺麗にしてからコーティングまでを行うので歯石や汚れをつきにくくすると同時に虫歯にもなりにくくなるので知覚過敏に対する対策としては有効かと思います^^
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