【歯ブラシの選び方②】
皆さんこんにちは!
今回のブログは前回の続きになります。
まだ読まれていない方は、【歯ブラシの選び方①】をご参照ください。
毛の材質
毛の材質には、「人工毛」「自然毛」があります。
人工毛(ナイロン、PBTなど)
歯ブラシの毛は「人工毛」が多く、
市販されている歯ブラシのほとんどはナイロンが使われています。
ナイロンは吸水性が低く、細菌が繁殖しにくいのが特徴です。
他にも、人工毛の歯ブラシには
PBT(飽和ポリエステエル樹脂)が使われていることがあります。
PBTはナイロンよりも吸水性が低く、耐久性に優れています。
自然毛(豚毛、馬毛など)
豚毛や馬毛などの「自然毛」を使った歯ブラシは適度な弾力があり、
「人工毛」より柔らかいため歯や歯茎を傷つけにくい特徴があります。
ただし、吸水性が高く雑菌が繁殖しやすいデメリットがあるため、
使用後はしっかりと乾かして衛生管理をすることが大切です。
毛先の形状
毛先の形状には、「ラウンドカット毛」「テーパード毛」があります。
ラウンドカット毛
一般的な歯ブラシは、毛先を丸く加工した
「ラウンドカット毛」を使用しています。
毛先が丸いため歯茎を傷つけにくく、
歯の表面の歯垢を効率よく除去できるのが特徴です。
テーパード毛
「テーパード毛」は、先端に向かって細くなっているのが特徴です。
歯と歯の間や、歯と歯茎の間に毛先が届きやすく、
歯や歯茎への刺激が少ないメリットがあります。
歯周病ケアをしたい方、やさしい磨き心地が好みの方におすすめです。
ブラシの形状
ブラシの形状には、「フラット」「山形」があります。
フラット
毛先が平らになっている
「フラット」タイプは均等に圧力をかけられるため、
歯の表面の歯垢を落としやすいのが特徴です。
歯と歯の間も歯ブラシの角を使って磨けるため、
歯列が整っている方は基本的に「フラット」タイプがおすすめです。
山形
市販されている歯ブラシには、毛先を「山形」にカットしたタイプがあります。
毛先の形を変えることで、歯と歯の間を磨きやすいように工夫されています。
歯並びが複雑な方、フラットタイプでは歯と歯の間が磨きにくい方は
「山形」タイプがおすすめです。
さまざまな形状があるため、歯の形状に合っている商品を選びましょう。
ハンドルの形状
ハンドルの形状は、「太め」「細め」があります。
太め
歯ブラシのハンドルは、商品によって太さが異なります。
「太め」のハンドルはしっかり握ることができるため、
少しの力でも歯を磨きやすい特徴があります。
握力の弱い方や高齢者は、太めのハンドルを選ぶのがおすすめです。
細め
「細め」のハンドルはペンを持つように握りやすく、
細かく動かして丁寧に磨ける特徴があります。
基本的には、まっすぐで細めのハンドルを選ぶのがおすすめです。
また、磨く力が強い方は、「細め」のハンドルを使うと力の入れすぎを防げます。
歯ブラシの交換時期
歯ブラシは、毛先が広がると歯垢を除去する効果が低下します。
使い続けると毛先が開いていない状態でも
ブラシの弾力は落ちていくため、歯垢を除去しにくくなります。
歯や歯茎を傷める原因にもなるため、
歯ブラシは1ヶ月に1本を目安に定期的に交換しましょう。
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