【歯磨き粉の歴史】
皆さんこんにちは♪
歯磨き粉(歯磨剤)の歴史
人類史上最初の歯みがき粉は、今から約3550年前の古代エジプト時代の
世界最古の医学書「パピルス・エーベルス」に記載されている
歯みがき粉(粉歯磨、練り歯磨)だといわれています。
また古代ギリシア、ローマ、インド、中国、ヨーロッパでも歯みがき粉の記録があり、
歯みがき粉が使用されていたことが分かっています。
日本では、インドや中国からの仏教の伝来とともに伝わったとされており、
最初は、塩などで磨いていたようです。
現在の歯みがき粉の元祖とされているのは、江戸時代に丁字屋喜左衛門という商人が、
朝鮮半島から渡来した人々から伝えられ、「丁字屋の歯みがき」として
初めて販売した歯みがき粉とされています。
その後、さまざまな歯みがき粉が販売され、広く民衆に流行したようです。
明治になると欧米から伝わった炭酸カルシウムを使用した歯みがき粉が製造発売されるようになりました。
現在では、歯みがき粉には、薬用成分や発泡剤が配合されているので、
これらの作用によって、効果的に汚れを取り除き、むし歯や歯周病を予防することが出来ます。
歯みがき粉(歯磨剤)の形状
歯みがき粉には、粉体状の「粉歯みがき粉」、湿り気のある粉状の「潤製歯みがき粉」、
ペースト状の「練り歯みがき粉」、流動性のある液状粘性の「液状歯みがき」、
水とほぼ同じ粘性の「液体歯みがき粉」いった形状があります。
ご自身のお口の状態に合わせて歯磨き粉をセレクトしてみてくださいね♪
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