【虫歯の治療後でも安心できません】
皆さんこんにちは☆
これまでに、一度もむし歯治療をしたことの無い方は、いらっしゃいますか?
多くの方が歯科医院にてむし歯治療をした経験を持つと思います。
そんな中、皆さんは、
『むし歯治療で詰め物や被せ物をしたので、もうひと安心!』と
思っていませんか?
むし歯治療が終わったので、全て完了!と思いますよね。
実は、むし歯治療が終わった後も留意しておいて欲しいことがあります。
むし歯の修復治療には、詰め物と被せ物があります。
これらの治療は、むし歯を削り取って除去した後、欠損した歯の形を修復し、
むし歯になった歯をできるだけ元の歯に近い状態まで形態や機能を回復させる処置です。
これらの治療は、古くから当たり前のように行われ、皆さんに周知されている治療です。
いつも通り、詰め物や被せ物が完成したら、「ハイ、終わり」「一安心」と思う方がほとんどだと思います。
しかし、安心するのは早いのです。実は、詰め物・被せ物は、完成した後がとても重要なのです。
お口の中の歯を取り巻く環境は実に過酷です。
日々、歯には噛み合わせの負担が強くかかります。
さらに、お口の中は常に温かく、食べ物等の栄養分が常に入ってきますので、
細菌が繁殖するのには最適の場で、常に多くの細菌が存在しているのです。
ここで気をつけていただきたいのが、むし歯の治療の際の、詰め物や被せ物の精度です。
詰め物・被せ物が歯にピッタリフィット(適合)していないと、歯と歯のつなぎ目には細菌が溜まります。
通常の健康な歯には、つなぎ目などはありません。
だから、つなぎ目に細菌が溜まってむし歯にになるということは起こらないのですが、
人工的な歯の修復物である詰め物・被せ物は、歯と詰め物・被せ物との境目に『段差や隙間』という、
細菌がたまる巣ができてしまうという問題を引き起こしてしまいます。
その結果、「歯と詰め物や被せ物との繋ぎ目」からむし歯が再発してしまうのです。
つまり、簡単に言い直せば、詰め物や被せ物をした後、今度はむし歯の再発に怯えなければいけないことになるのです。
また、むし歯のリスクが高い人ほど再発しやすく、進行が速いう思われますので、更に注意が必要です
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