【虫歯を放置するリスク】
皆さんこんにちは🐥
ホワイトニングサロン京都烏丸です。
風邪や食あたりなどは、必ずしも病院に行く必要はありませんよね。
私たちの体には病原体と戦う免疫力が備わっていますし、これらの病気は自然に治ることの方が多いです。
一方、同じ感染症であるむし歯は、放置して良くなるということは絶対にありません。
そこで今回は、むし歯を放置すると何が起こるのか、わかりやすく解説します。
むし歯はなぜ自然に治らない?
むし歯も細菌感染症なら、体の免疫力によって排除してもらえそうなものですよね。
けれども、歯の表面に感染したむし歯は、歯質の中にまで入り込んでいしまっていることもあり、免疫細胞で排除することは困難なのです。
そのため、歯質もろとも削る以外、治す方法はありません。
歯質がどんどん溶けていく
むし歯を放置すると、溶かされる歯質の量がどんどん増えていきます。
重症化したむし歯では、歯冠がボロボロになってきますよね。
それだけにとどまらず、むし歯菌は歯の神経まで攻撃するようになるのです。
その結果、歯髄炎(しずいえん)を発症し、ものすごく強い「歯痛」に悩まされることになります。
放置し続けると痛みが消える?
むし歯は放置し続けると、ある時期から痛みが消失します。
これを自然治癒と勘違いしてしまう人もいます。
実際は歯の神経が死んでしまっただけなので、依然として病状は悪化しています。
その後は、歯根までボロボロになり、歯の根っこの先に膿の塊などを形成するようになるのです。
深刻なケースでは、顎の骨に骨髄炎を生じさせるため十分注意しましょう。
このように、むし歯を治療せず放置すると、病状はどんどん悪化していきます。
その結果、歯を失うだけではなく、顎骨炎などを引き起こすこともありますので、可能な限り早期に治療を受けることが大切です🦷✨