【においだま】
みなさんこんにちは
ホワイトニングサロン京都烏丸です。
口臭の原因となる膿栓(のうせん)
扁桃のボコボコした部分にできる小さな塊のことです。
色は、白や黄色い色で、1~5ミリ程度のチーズのような化膿物です。
潰すと下水やドブのような臭いを発して「臭い玉(くさいだま、においだま)」 とも呼ばれています。
取り除いても、根本的な改善には繋がりません。
むしろ無理に刺激すると悪化する可能性があります。
それよりも、膿栓ができにくい口内環境を作ることが大切です。
原因
それでは、なぜ膿栓ができるのでしょうか?正体は、死んだ免疫細胞や細菌・ウイルス・食べかす・たんぱく質などが白くなり溜まったものです。
扁桃は、リンパ球の集合体で、口や鼻から入ってきた細菌やウイルスと戦う役割を果たしています。
扁桃は、効率よく戦うためにボコボコした部分があり、その小さなくぼみに膿栓は蓄積されていきます。
また、膿栓には、1~2億ほどの細菌がいると言われており、バクテロイデスという腸内悪玉菌も多く存在します。
さらに、口臭が強くなるのは口内の乾燥が引き起こす場合もあり、起床時や空腹時は口臭が強くなります。
だ液の分泌が少ないということは、だ液の抗菌作用や自浄作用が低下するため、口内の細菌が増えて活発になります。
その結果、細菌がタンパク質を分解するときに発生するガスにより、ドブのような臭いが発生します。
除去した方がいい?
膿栓を自分で除去することはおすすめできません。
病院に通うのが面倒だからと自己判断で、膿栓を除去すると、喉や扁桃を傷つけてしまい危険です。
また、口臭の根本的な改善にはならないばかりか、かえって口臭が悪化してしまいます。
膿栓は、口臭の原因と考える方も多いかと思います。
しかし、膿栓は潰すと臭いを発するため、潰れない限りは口臭の原因とは言い切れません。
また、人間の免疫反応によって発生するため、膿栓は多くの人のお口の中にある可能性は高いです。
普通は、食事中に食べ物と一緒に喉の奥に流れてしまうといわれています。
除去するのであれば、自己判断ではなく耳鼻咽喉科などの病院で取り除くことが可能です。
しかし、取り除いたとしてもすぐに膿栓はできてしまうでしょう。