【歯磨き後に強くなる口臭】
みなさんこにんにちは
ホワイトニング サロン京都烏丸です。
歯をしっかり磨いたはずなのに、口が臭いことがあります。
それどころか、歯磨き後に口臭が強くなることがあります。
歯科大学が歯磨き前後の揮発性硫黄化合物(VSC、口臭の主成分)を調査、測定したところ、口臭がなかった人の18%は歯磨き後に口臭が発生していました。
また口臭がある人で歯磨き後に口臭がなくなった人はわずか14%で、42%の人は歯磨き後に口臭が悪化していました。
歯を磨くと口臭が強くなる理由
虫歯や歯周病の予防のために歯を磨くように、口臭予防にも歯磨きが大切と考えがちです。
しかしながら、歯磨きをすることによって、口臭が強くなることがあります。
舌などの口内の粘膜にいる細菌、歯周ポケット(歯と歯肉の間の隙間)にいる細菌は、硫黄化合物などの口臭の原因物質を産生します。
歯磨き前は舌や歯周ポケットなどに、揮発せず(気体にならず)に水分に溶けて存在していた硫黄化合物などの口臭の原因物質が、歯ブラシによって巻き上げられて口内に拡散、あるいは揮発する(気体になる)ために口臭が強くなります。
口臭を減少させる歯の磨き方
歯をしっかり磨くだけでなく、舌を清掃したり、うがいをおこなうこと等で、歯磨き後の口臭は減少します。歯磨きや舌磨きの方法を誤ると、かえって口臭が強くなったり、舌を痛めて味覚障害をおこすことがあるため、注意が必要です。
歯の磨き方について、ご不明な点等がありましたら歯科医院を受診の際にご相談ください。
また、口臭の主成分である揮発性硫黄化合物(VSC)を減少させる歯磨き粉を使用したり、歯磨き後にタブレットを摂取するのも一つの方法です。