【歯茎の色】
みなさんこんにちは
ホワイトニングサロン京都烏丸です。
普段から虫歯にならないよう気をつけていても、歯ぐきの状態まで意識している人は少ないかもしれません。でもじつは、歯ぐきの色や状態で、お口の中の健康度合いがわかるのです。
理想的な歯ぐきの色は「薄いピンク」
歯ぐきは、医学用語で歯肉(しにく)と言います。歯の根本を覆っており、歯と歯ぐきがしっかり密着することで、体内に細菌が侵入するのを防いでいるのです。
また、食べ物を噛んだときにかかる力を和らげて、歯の組織を守る働きもあり、私たちの体にとって大切な役割を果たしています。
もっとも理想的な歯ぐきは、歯と歯ぐきの間に隙間がなく、キュッと引き締まっていて、薄いピンク色をしている状態。
さらには、スティップリングと呼ばれる、みかんの表面にあるようなプツプツしたくぼみが確認できることも、健康的な歯ぐきのバロメーター。
これは歯ぐきのコラーゲン線維が表面を引っ張っているため見えるもの、ハリがある証拠です。
逆に言うと、スティップリングが見えなくなってくると、歯ぐきが炎症を起こしている可能性があると言えます。
色・柔らかさ・出血…こんな歯ぐきは要注意!
では、歯ぐきがどのような状態になると、危険信号だと言えるのでしょうか。
・赤紫や赤黒い色をしている
紫がかった赤色や黒ずんだ赤色は、歯周病のサインのひとつです。喫煙習慣や、差し歯の金属などが原因で歯ぐきの色が悪くなる場合もありますが、腫れをともなっている場合は歯周病によるものだと考えられます。
・触るとブヨブヨで緩んでいる
一箇所だけならまだ初期段階ですが、広い範囲でブヨブヨと緩んでいる場合は、歯周病が進行している状態だと言えます。
放置するとさらに症状が悪化し、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうことにも。
・わずかな刺激でも出血する
ブラッシングやフロスを使ったときなどに出血するのは、歯ぐきが弱っているサイン。
強くブラッシングしすぎて出血するケースもありますが、軽い力で歯磨きをしているのに出血する場合は、歯周病を疑ったほうがいいでしょう。
私たちの健康に欠かせない歯ぐき。
毎日、鏡で口の中をチェックしながら、歯と同じくらい歯ぐきも大切にケアしてくださいね。