【奥歯の寿命】
みなさんこんにちは
ホワイトニングサロン京都烏丸です。
歯に平均寿命があるということを知っていますか?
奥歯は大切な役割があるにも関わらず、その寿命が最も短い歯といわれています。
正しい歯磨き方法を身につけて、奥歯までしっかりとケアをしましょう。
奥歯の正しい磨き方
奥歯は、ハブラシが届きにくい歯ですが、工夫しながら丁寧に歯磨きしましょう。
・奥歯のほお側
口を閉じ気味にし、ハブラシの柄で唇のはしを軽く引っ張るようにして、奥歯にハブラシをあてる。
・奥歯の舌側
前歯の中央付近から、歯列と平行になるようにハブラシを入れる。
ハブラシが入りやすい方向に少し顔を向けると、手が疲れにくい。
奥歯の奥まで届くハブラシを選びましょう
奥歯までしっかりと届かせるためには、磨くためには、ハブラシの選び方もポイントです。
ヘッドが小さく、ネックの細いハブラシがおすすめです。
奥歯は、毎日の生活に欠かせない重要な役割を持っています。

ものを噛む
奥歯はものを噛むのに特に重要な歯。
奥歯を1本失うとものを噛む力は30~40%も低下してしまい、食べ物の消化・吸収も悪くなってしまいます。

発音
歯を失うと、そこから息が漏れてしまうので発音が不明瞭になります。
奥歯を失うとラ行の発音が悪くなるといわれています。

歯並びや顔の輪郭形成
失った奥歯をそのままにしておくと、噛み合わせが狂い、やがて歯並びや顔の輪郭形成にも影響が出てきます。

瞬発力
重たいものを持つ時やスポーツする時、奥歯でしっかりと食いしばることで、瞬発力が生まれます。
しかし、食いしばれないと十分な力が発揮できないことが知られています。
奥歯の寿命
歯は、大切にケアをすれば一生使い続けることができますが、一般的に人間の寿命より早く抜けてしまう場合が多いのです。
特に奥歯はハブラシが届きにくく、むし歯や歯周病になりやすいため、どうしても寿命が短くなってしまうのです。
厚生労働省の調査によると、歯の平均寿命は約50~65年。
中でも奥歯は最も短く、前歯よりも10年以上も早く抜けてしまいます。
日本人の平均寿命は男性が約80才 、女性が約86才ですので、
一番寿命が短い第2大臼歯の場合、10才で歯がきちんと生え揃ったとしても、
身体と歯の平均寿命を比べると10~20年程度の差があることがわかります。