【歯のホワイトニングの歴史】

皆さんこんにちは
ホワイトニングサロン京都烏丸店です^^

「歯のホワイトニング」という言葉が初めてアメリカの歯科雑誌に登場したのは、
今から100年以上も前の1844年です。驚きですね。

当時は歯の着色を落として少し白くする程度の方法でしたが、
1848年には薬品である次亜塩素酸ナトリウムやさらし粉を使用して
白くする方法が報告されています。ブログ画像その後、ミョウバンを使用しましたがうまくいかなかったため、
1877年からはシュウ酸を使用し、歯の表面のエナメル質を溶かして、白くしていました。

現在のように過酸化水素を使用したホワイトニングは、1889年が最初です。

かつては「歯を白くする」という方法は、歯の神経を取って、
歯の内部にホワイトニングの薬剤を入れる「ウォーキング・ブリーチ」
という方法しかありませんでした。

歯を白くするために神経を取らなければならない、ということは
患者側としては大きな決断です。

審美性のために健康を損なわなければならないので、、、

そのため多くの人が気軽に受けられるような治療ではなく、
ごく一部の本当に歯の色で悩んでいた人が治療を受ける程度で、
一般の人から認知されるのにはほど遠い状況にありました。

しかし1991年、日本の歯科材料メーカーの松風(しょうふう)が世界で初めて
生きている歯をホワイトニングできる薬剤を開発しました

開発には安全性を高めるため動物での安全性のテストや
臨床治験に約5年の歳月をかけたそうです。

それは「ハイライト」という商品名でまずはアメリカで発売され、
歯の白さを気にすることにかけては世界一のアメリカ人の間でまたたく間にブームとなりました。

その原理は過酸化水素水(H2O2)の還元作用を利用したものです。

中学、高校の化学の授業で習ったと思いますが、
過酸化水素の中の酸素(O) は化学的に非常に不安定な状態にあり、
常に安定な状態であるO2とH2Oになろうとしています。

そのO基が歯の表面からエナメル小柱*内の色素に作用して脱色します。
これは家庭用の洗濯用漂白剤がワイシャツなどを白くするのと同じ原理です。

こうしてホワイトニングは徐々に世の中に浸透していき、
今や美容の一般的な施術になりました。

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